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京都の老舗ジュエラー「IMAYO」、NYで初のポップアップショップ

十二単から着想したKagayoiのリングは伝統的なデザインソースとモダンなデザインの融合。

十二単から着想したKagayoiのリングは伝統的なデザインソースとモダンなデザインの融合。

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京都発祥のジュエリーの老舗「 IMAYO(今与)」初のポップアップショップが5月6日~8日、ニューヨーク・ミッドタウンの精進料理店「Kajitsu」(125 East 39th Street, New York)で開催された。

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IMAYOは1861年、京都・五条堺町に17代にわたり続く小間物屋「藤屋(ふじや)」の番頭だった今西與兵衞(よへい)が、主人・清兵衞の娘きぬと結婚、のれん分けを許されて創業したのが始まり。2012(平成24)年には創業150周年を迎え、「今に、未来に、輝きを与える」達人を目指す集団として再定義。これを機に表記のみを「IMAYO(今与)」として、新しいジュエリーを生み出し続けてきた。

 ニューヨーク初となる展示会では、同社シグニチャーブランドの「Kagayoi(かがよい)」をはじめ、ラボグロウンダイヤモンドを用い「新しいダイヤモンド」を提案するブランド「SHINCA(シンカ)」、コンテンポラリーなデザインで遊び心を表現するという「Hyacca(ヒャッカ)」の商品を展示した。

 「Kagayoi(かがよい)」は京都御所の御所車の車輪をモチーフにした「かぐるま」シリーズや十二単をモチーフにした「はなかさね」など、日本の伝統的な文化にインスパイアされたシリーズ。他にも、「はなもんよう」シリーズは、七宝文様、水玉文様など日本で愛されてきた文様をモダンに解釈したジュエリーとして幅広い層の人気を集めたという。「SHINCA」はエシカルな生産方法で注目を集めるラボグロウンダイヤモンドブランドを用いたブランド

 IMAYOの今西信隆社長は「当社は長い歴史を持ちながらも、常に伝統と革新の共存を追い求めている。それぞれのブランドの中にも、デザインや生産方法、長年ジュエリーを手がける当社ならではの職人の技術など、伝統と革新を見てもらえると思う」と話す。

次回の展示会は9月、ニューヨークで予定する。

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