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日産自動車、未来のタクシー「NV200」一般公開-インテリアデザインに注力

「日産『タクシー・オブ・トゥモロー』デザインエキスポ」の様子

「日産『タクシー・オブ・トゥモロー』デザインエキスポ」の様子

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 日産自動車は11月1日から、NY市が実施する未来のタクシー開発プロジェクト「タクシー・オブ・トゥモロー」のコンペで採用された「NV200」を一般初公開している。

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 フラットアイアン地区にオープンした「日産『タクシー・オブ・トゥモロー』デザインエキスポ」で公開されている同車は、日産が力を入れたインテリアデザインプランを主に初披露。実際に乗車し、乗り心地を体験できる場を提供する。

 何百人ものタクシードライバーや乗客の声を反映したインテリアの特徴は、乗客用USBチャージャーをはじめ、4人分の荷物が収まる荷台、凹凸のない床、ルーフウインドー、乗車しやすいスライド式のドアと手すりなどが挙げられている。

 会場を訪れたローワーマンハッタン在住の母娘は「とても乗りやすい。ルーフウインドーは観光に最高だろう」と母レクサンディアさん。娘のクリスタリアさんも「大きなスクリーンが見やすくていい」と好意的に受け止める。

 日産の北米商用車部門ジョー・カステリ副社長は「ニューヨークのタクシーはその特徴的な外観のスタイルが世界で知られるようになった。NV200は特徴的なデザインを内装にももたらす」とコメントし、「日々60万人の利用者のニーズに応える」と断言する。

 同エキスポでは、米ケーブルテレビ局「ディスカバリーチャンネル」協賛の下、同局人気番組「Cash Cab」ゲームも実施。景品を懸けたトリビアクイズをフェイスブックやツイッターと連動して行っている。

 同車の導入は2013年後半から始まり、2017年には全車入れ替えが完了する予定。

 公開時間は、水曜~金曜=8時~21時、土曜=8時~18時。11月5日まで。

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