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NY近代美術館建築コンテスト、スケートボードを使った建築採用

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 ニューヨーク近代美術館MoMAとMoMA PS1は若い建築家コンテスト「Young Architects Program(ヤング・アーキテクト・プログラム)」の勝者として、「CODA (Caroline O'Donnell, Ithaca, NY)」を選んだ。

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 同コンテストは新進建築家たちの才能に注目し、彼らに建築デザインと提供の場を与える革新的プロジェクト。14回目となった同コンテストのガイドラインには、持続性があり、リサイクルが可能なものなどの、環境問題に対処できる設計が必要とされ、さらに影・休憩所・水がある設計にチャレンジするよう求められた。

 CODAは「2013 Warm Up summer music series」に向け、ロングアイランドの「MoMA PS1」の中庭に、廃棄物のスケートボードを使い一時的な都市風景「Party Wall」を建築していく。6月下旬に大規模なパビリオンが完成予定。線形のシェイプに日の光が差し込む事で、地面に「WALL」と書かれた影を映し出す。

 MoMa建築・デザイン部館長ペドロさんは「CODAが選ばれた最大の理由は廃棄物のスケートボードを使うという、入手が簡単でリサイクルできる賢いリソースを利用したことが大きなインパクトになった。最も予想外とされる材料であっても、再利用により新しい建築物を作り出すことはできる」と話した。

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