毎年恒例となっている「メルセデスベンツ・ファッション・ウィーク」が2月11日から、6番街ミッドタウンの「ブライアントパーク」（41 W 40th Street, New York）で開催される。

　ニューヨーク、ミラノ、パリ、ロンドンの4大ファッションイベントの一つである「ファッション・ウィーク」は2月と9月の年2回行われる。今回は有名ブランドが2010年秋・冬の新作を発表する。

　同イベントは、ブライアントパークで過去17年間に2,500近くのブランドショーを行ったが、今年9月からはメーン会場をリンカーン・センターに移す。最後となる今回は、日本を代表するブランド、山本耀司さん手がける「Y-3」や「タダシ・ショージ」を含む約80のファッションブランドが参加し、モデル、観客、ショー関係者などを含む約10万人の来場が予想される。

　特別企画として、ハイチ救済チャリティー・ファッションショー兼オークション「ファッション・フォー・リリーフ」も開催。有名デザイナーやトップモデルも参加し、企画に携わったモデルのナオミ・キャンベルさん自身も久しぶりにランウェイを歩く。出品される商品には、アメリカのデザイナー、マーク・ジェイコブスさん特別デザインによる「ルイ・ヴィトン」のハンドバッグなどもあり、一部商品は来月15日から「Net-A-Porter.com」でネット販売を予定。一般販売される入場券の収益はNPO団体「CARE」へ寄付される。

　開催期間は2月11日～18日。オークション入場券は100ドル～150ドル。