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NYに福岡・久留米発「アサヒシューズ」ポップアップストア

アサヒシューズの新レーベル「Asahi Shoes」

アサヒシューズの新レーベル「Asahi Shoes」

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 ニューヨーク・ブルックリンの「ambassador: (アンバサダー)」(114 Greenpoint Ave. Brooklyn)で現在、福岡の老舗靴メーカー「アサヒシューズ」がポップアップストアを展開している。

店内のアサヒシューズ展示の様子

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 アサヒシューズは1892年に福岡県久留米市で初代石橋徳次郎さんが創業。「靴を通じて日本の健康づくりに貢献する」を企業理念に、120年以上にわたり日本製にこだわった靴の製造・販売を行ってきた。後に石橋徳次郎さんの次男、石橋正二郎さんがタイヤの国産化を図りブリヂストン タイヤを創業したことでも知られる。

 靴は久留米市にある同社工場で一貫製造しており、ゴムの靴底と縫製したアッパーを接合した後、100℃を超える加硫缶で圧力と熱を加えるバルカナイズ製法を取り入れている。1970年代には米国の大手スポーツメーカー「NIKE」の商品を日本で初めて製造。2016年からは長年の経験と製造方法を生かし、現代のニーズに合わせたよりファッショナブルな新レーベル「Asahi Shoes」を展開している。

 今回のポップアップストアでは同社の代表的なバルカナイズ製法のスニーカーを中心とした日本製のスニーカーを販売する。徹底したゴム素材や製法へのこだわりが本物志向のニューヨーカーの評判を集めている。

 開催場所はシェア型ショップスペース「ambassador: (アンバサダー)」。アンバサダーは、「Made in Japan」にフォーカスを当て、国内で活躍するアパレルメーカー、デザイナーズブランド、ライフスタイル雑貨やアート作品などの米国での販路拡大をサポートしている。

 アンバサダー代表の柏原さんは「アサヒシューズの長年の歴史と経験はニューヨークで大変評価されており、来店されるお客さまから製品への驚きの声を多く聞く。特にローカルのブルックリンに住むアメカジスタイルを好むお客さまから強い関心を寄せていただいている」と話す。

 営業時間は11時~19時。5月30日まで。

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