ニューヨーク経済新聞

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NY州に米最大規模のヨーグルト工場誕生へ-ブーム追い風に米独企業合弁

PepsiCo インドラ・ヌーイCEO(左)とニューヨークのアンドリュー・クオモ 州知事。 © Muller Quaker

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 ヨーグルト人気が続くニューヨークの近郊に、米独の食品会社が共同でヨーグルト製造工場を建設することになり、祝賀会が8月2日に開かれた。

ミューラー社のヨーグルト

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 ニューヨーク州に本社を置く食品・飲料会社の「ペプシコ」と、ドイツで100年以上にわたるヨーグルト製造の歴史を持つ「セオ・ミューラー・グループ」がジョイントベンチャーで「ミューラー・クエーカー・デアリーLLC」を立ち上げる。工場は、牛乳の生産と加工で知られる同州バテービアに2013年に完成する予定で、米国内最大規模のヨーグルト工場となる。180を超える雇用も新たに生まれると期待されている。

 祝賀会に駆け付けたアンドリュー・クオモニューヨーク州知事は「この新しい国際的なパートナーシップは、ニューヨーク州のビジネスが今後繁栄していくことを国内外へ示すきっかけになる」と、大きな利益が予想される同工場への期待を込めた。

 セオ・ミューラー・グループ役員のステファン・ミューラーさんは、「アメリカの人々に、ミューラー社の製品を手に取ってもらえることにわくわくしている。ペプシコと共にヨーグルトの新たな選択肢を広げていく」と述べた。

 ミューラー社製品は現在、ニューヨークやボストン・ワシントンなどでグリーク(ギリシャ風)ヨーグルト「ミューラー・グリーク・コーナー」など3製品を先行販売している。

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