ニューヨークのブライアントパーク(41 W 40th St.)が「Winter Village」と称した毎年恒例のクリスマス仕様になり、巨大アイススケートリンクや数多くのホリデーギフトショップが並び、冬の観光スポットとして親しまれている。
アイススケートリンクはマンハッタンで唯一無料で入場できるリンク場として、ニューヨーカーや観光客でにぎわっている。リンク場の周りには100を超えるショップが並び、ホリデーシーズンに向けてプレゼントを買い求める客や、ホットチョコレートを飲みながらショッピングを楽しむ客、冬に向けて寒さ対策グッズを購入する客などが連日訪れている。レストラン「celsius」では、全席暖房付きの屋外シートで美しい景色を楽しもうと、家族連れやカップルの姿が多く見られる。
ギフトショップの中には日本の雑貨を扱う「Japan Wave」も出店している。今年で5回目の出店となる同店は、京都から輸入した木製の動物の置物や、キャラクターの着ぐるみが人気。店員のダイさんは、「この場所で4年間雑貨の販売を経験してきたが、日本雑貨の繊細さやかわいらしさが年々ニューヨークで認められてきた感じがする。毎年寒いけれどもお店に立ち寄ってくれるお客さんが商品について笑顔で話してくれと心が温まる」と話していた。
Winter Villegeはサンクスギビング明けにクリスマスツリーの点灯式も予定されており、これから一層のにぎわいを見せる。
ホリデーショップ営業時間は、月曜~金曜=11時~20時、土曜=10時~21時、日曜=10時~18時、2014年1月5日まで。アイススケートリンク営業時間は8時~22時(金曜~土曜は24時まで)、2014年3月2日まで。