ニューヨーク市内に隠された250体以上の巨大なイースター・エッグを探し出すイベント「Fabergé Big Egg Hunt(ファベルジェ・ビッグ・エッグ・ハント)」が、4月1日から開催されている。
同イベントは、宝石の装飾が施されたインペリアル・イースター・エッグで知られる宝石商「Fabergé(ファベルジェ)」が主催する世界最大規模のエッグ・ハント。2012年にチャリティーイベントとしてロンドンで開催され、大成功を収めたことから今年ニューヨークに初上陸した。
イベントにはスマートフォンの無料アプリをインストールすることで参加できる。エッグの位置を示した地図と自分の位置情報を照らし合わせながら探し出し、見つけたエッグの近くにあるバーコードを読み取って「収穫」していく。エッグはマンハッタンだけでなく、クイーンズやブルックリンにもあり、駅構内やコーヒーショップ、屋外など街中の至る所に隠されている。
高さ約60センチのビッグ・エッグは、ラルフローレンやトミーヒルフィガーなど、世界的著名デザイナーやアーティストが手掛けた作品。気に入ったエッグはイベント期間中、オンラインオークションで購入でき、全収益は動物保護や貧しい子どもたちを救うチャリティー団体へ寄付される。
また、参加者にハンティングをより楽しんでもらおうと懸賞品も用意されている。ダイヤモンドやアメジストなどの宝石がちりばめられた主催社オリジナルのエッグ型ペンダントが抽選で当たる。
4月17日23時59分まで。その後エッグはロックフェラー・センターに集められ、同18日~25日まで展示予定