環境保護を目的とする非営利団体「Earth Day New York(アースデーニューヨーク)」は4月、今年で40周年を迎える「アースデー」関連イベントを、スローガン「EDAY40」の下開催する。
グランドセントラル駅では4月19日~24日、「EarthFair(アースフェア)」を開催。地球に優しいコンセプトを持つファッション、化粧品ブランドなどがブースを出店。ニューヨーク州都市交通局も、白熱灯からLEDライトへの切り替えによるエコ対策や、MTA施設屋上の緑化によるCO2削減取り組みなどをアピールする。
同団体とオフィシャルパートナーで、ニューヨークに本社を置く米Tシャツメーカー「avnil(アンビル)」は、オーガニックコットンや瓶、ペットボトルなどを再利用したTシャツやパーカー、バッグなどを販売。新登場の子ども用Tシャツに追跡番号を付けた「TrackMyT(トラックマイティー)」は、番号をウェブサイトで検索すると、オーガニックコットン製造農家の情報や製造過程が学べるほか、CO2排出量の割り出しも可能できるなど、子どもに環境保護に対する意識向上を働きかける。
23日・24日にはアートと音楽、環境をテーマにした屋外イベントも開催予定。バンドの生演奏に加えミュージカルも上演。グリーンビジネスの出展やオーガニックフードも販売する。グランドセントラル駅構内では、アンディ・ウォーホルやキース・ヘリングなどのアート、環境保護メッセージなどを25日まで投影する。