ブルックリンの空に浮かぶ畑「ルーフトップ・ファーム」、屋上で養鶏開始

ニワトリが歩くのどかな屋上農園

ニワトリが歩くのどかな屋上農園

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 ブルックリンとクイーンズの境界に位置しイースト川に面する地域、グリーンポイントのビル屋上で農園を営む「Eagle Street Rooftop Farm(イーグル・ストリート・ルーフトップ・ファーム)」(44 Eagle Street, Brooklyn)が養鶏を始めた。

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 557平方メートルの屋上農園は、昨年4月にオープン。キャベツ、レタス、ミズナ、ハーブをはじめ多くの野菜を栽培し、今年5月からは養蜂も行っている。周辺の学校と協力した課外授業プログラムの展開や、収穫した作物を地域のレストランに提供するなど、地域に密着した運営を行なっている。
新たに導入したニワトリ小屋も、近辺のフランセス・パーキンス高校の生徒たちが作ったもの。

 ニューヨーク市ではおんどりの飼育が禁止されているため、5羽のめんどりの飼育を開始した同農園は、5月23日にニワトリを一般公開。100人近くが訪れ、特別に開かれた養鶏ワークショップには50人以上が参加した。ゲストには地元農家と都心の住民の提携を図る団体「Just Food」や、ブロンクスで長年ニワトリを飼育するアーバンファーマー、マサチューセッツ州で25羽のニワトリを養鶏し、自身のブログが人気の13歳少年、オーレン・フォックスさんらが講演。都心での養鶏に必要な知識や情報、飼育法などを披露した。

 参加者には、既にニワトリを飼っている人、「来週自分のニワトリ小屋を裏庭に設置する予定」という人も見られ、近年頻繁に登場する「アーバンファーミング」という言葉の通り、都会で農作業を営むニューヨーカーや興味を持つ人々が増えている。

 一般公開日は日曜の12時~16時。

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