ニューヨーク市のザ・ドローイング・センターは12月13日~16日、アート・ワールド・ファイナンシャル・センター(220 Vesey Street, New York)でニューヨークを拠点にするドイツ人具象画家・デイビット・スターンさんによる、エレクトロニック・ドローイングのワークショップ「ランチ・ブレーク」を開いた。
期間中毎日、13時から30分間行なわれた同クラスは、生活に浸透したガジェットを使い、ランチ・ブレークに気軽に参加できる新しいアートプログラム。
ダウンタウン・ファイナンシャル・ディストリクトにある同センターでは、iPhoneやアンドロイドで挑戦するビジネスマンや、iPadを使用し本格的に絵描きアプリケーションの使い方を学ぶ参加者が見られた。自画像、肖像画像、デイビットさんの肖像画像、自分が行きたい場所と、日替わりで講習トピックが設けられた。
「10種類の絵描きアプリケーションを持っている。白黒の作品を作るのでZen Brushを主に仕様。習字のようにラインに強弱の表現ができる」とデイビットさん。1年ほど前にiPhoneを購入したのをきっかけにアプリケーションを使ったアートを始めた。
「先月iPadを購入し、絵描きアプリケーションがお気に入りの一つ。旅行先のニューヨークで、このようなクラスに参加できて良かった」と、バンクーバーからの参加者・フランシスさん。参加者は、キャンバスとは異なる新しいアートのスタイルを楽しんだ。