レム睡眠行動障害患者として知られる米コメディアン、マイク・バービグリアさんが1月26日から、NYの大手百貨店「メーシーズ(Macy’s)」(151 W 34th Street, New York)ショーウインドー内で1週間寝泊まりするパフォーマンスを行っている。
トイレタリーメーカー「P&G」の柔軟剤ブランド「ダウニー(Downy)」は、販売促進プロモーション「クリーン・シーツ・ウィーク・チャレンジ」をメーシーズと共同主催。ショーウインドー内には、クイーンサイズのベッドやヒーターなどを置き、バービグリアさんが1週間快適に過ごし、睡眠がとれる空間を演出している。
開始当日は、雪の降る中通行人が足を止めバービグリアさんに手を振る姿も見られた。偶然通りかかった買い物中のレイチェルさんは「おもしろい企画。ダウニーの商品を使ってみようと思う」とプロモーションの効果を話す。
薬物治療や医師の診察を受けているバービグリアさんは「思わぬ展開になるかもしれないが、百貨店内を歩き回る心配はしていない」とコメント。ウインドー内からツイッタ-やフェイスブックを通して1週間にわたり外部のオーディエンスと交流する。「それほど狭くは感じないし、快適」とパジャマ姿のバービグリアさん。
米国睡眠財団(NSF)が行った投票で「きれいなベッドルーム、さわやかな香りのするシーツが睡眠を促進する」という声が多く、新たな市場参入を狙うダウニーは、同プロモーションの一部としてシーツや同社製品も無料配布している。
2月2日まで。