アメリカを代表するアメコミ出版社「マーベル・エンターテインメント(Marvel Entertainment, LLC.)」が、ニューヨークの警察、消防、交通、衛生局とコラボした。
今回のコラボでは、「スーパーマン」「マイティ・ソー」「ハルク」など、同社が売り出す人気スーパーヒーローキャラクターが、ニューヨーク警察局(NYPD)や消防局(FDNY)グッズとして登場。NYPDやFDNYなどの文字や、ニューヨークを象徴する名所を交えたデザインのTシャツや帽子などを販売する。
ニューヨークのNYC&カンパニーのジョージ・ファーティッタCEOは「マーベルのような大きなブランドと取引できてうれしい」とコメント。「これらの商品は、NYを立派に象徴する局や(そこで働く)人々を奨励しながら、さらなる成功をもたらすだろう」(ファーティッタさん)とも。
マーベル社の北米消費財部門のポール・ジッター社長は「ニューヨークはマーベルユニバースが生んだ多くのスーパーヒーローがホームとしている土地。その土地で実際に活躍する人々とチームを組むことは当然」とコメントする。
年齢・性別を問わない全ての人を対象に作られたこれらのグッズは4月25日、タイムズスクエアのトイザラスで販売が始まった。公式ライセンスグッズとして製造される今回のグッズの売り上げは大きく、隊員や警官を支援する警察局基金や消防局基金に充てられる。