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ニューヨークでアジア・日本映画鑑賞三昧-フィルムフェス続々開催

映画「ミロクローゼ」のワンシーン ©松竹

映画「ミロクローゼ」のワンシーン ©松竹

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 7月に入り暑さが増すニューヨークで、日本をはじめアジアの映画を上映する映画イベントが連日開催されている。

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 1日には、リンカーンセンター・フィルムソサエティとNYのサブウェイシネマが主催し日本と韓国、中国、香港、タイ、フィリピン、マレーシアの映画を一挙に上映する「第10回ニューヨークアジア映画祭(NYAFF)」が開幕。

 石橋義正監督作品「ミロクローゼ」のプレミア上映と主演の山田孝之さん、石橋監督を招いた舞台あいさつで幕を開けた。この日、山田さんにはアジアの新星スターに授与される「Star Asia Rising Star Award」も手渡された。

 同映画祭では、世界初公開となる三池崇史監督の「忍たま乱太郎」や佐藤信介監督の「Gantz」2部作など日本から18作品を上映するほか、韓国のナ・ホンジン監督作品でカンヌ国際映画祭にも出品された「黄海」、ツイ・ハーク監督の1983年作品で多くの賞を受賞した香港映画「蜀山奇傅 天空の剣」など全46作品を上映。リンカーンセンターとジャパンソサエティを会場に14日まで開催する。

 7日からは、ジャパンソサエティ主催の日本映画祭「JAPAN CUTS ~ジャパン・カッツ!」が開催。坂口拓監督作品「極道兵器」や北米初公開となる手塚治虫監督の「ブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」(NYAFF共催)など、過去最多となる32作品を22日まで上映する。

 9日に坂口監督、10日には石橋正義監督、15日には映画「スリー☆ポイント」の山本政志監督と主演の女優の蒼いそらさんほか、多くの映画監督を招き舞台あいさつ・質疑応答も行われ、アフターパーティーなども予定。大規模な日本映画の祭典が22日まで繰り広げられ、NY在住の日本人や西洋のオーディエンスに、アジア映画鑑賞の場を提供する。

 チケットの詳細や上映時間は、それぞれのサイトで確認できる。

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