映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」の公開を受けて7月11日、レッドカーペットプレミア上映がリンカーンセンター(70 Lincoln Center Plaza, New York)で行われた。
15日の公開まで4日と迫ったこの日プレミア会場では、先着200人には至近距離からレッドカーペットの模様を見物できるという特権が与えられたことから、大人から子どもまでたくさんのファンが集結。特に若い年齢層のファンが目立ち、道路を挟んだ広場まで人でごった返した。
ニュージャージ州から会場を訪れたアリソンさんは「8歳の時からハリー・ポッターの大ファン。今回は前日に到着したが既に200人以上の人が並んでいた。もう少し早かったら近くまで行けたのに」と残念がる。「6日前からブランケットや枕を持参し並ぶ人、遠方の州から訪れた人の姿もあった」とアリソンさん。
親同伴で訪れたハリーちゃんとコールくんは、炎天下にもかかわらずホグワーツ魔法魔術学校のローブを着込み、手にはワンドという熱狂ぶりだ。
17時から始まったレッドカーペットでは、映画の主役であるダニエル・ラドクリフさんをはじめ、ルパート・グリントさん、エマ・トンプソンさんらのほか、多くの著名人が登場。出演者の姿が見える度に、会場付近からは大きな声援が飛んだ。通常は来場者の年齢層が高いリンカーンセンターが、この日は若いエネルギーと歓声であふれた。
NYプレミア上映の模様は、各種媒体によるオンライン中継で世界に向けて発信された。