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ニューヨーク、ハドソンバレーから新ワイン-SNS通じ人気書籍から商品化へ

「Happy Bitch Wine」のロゴ

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 ニューヨーク州のワイン原産地として知られるエリア、ハドソンバレーから登場した新ワイン「ハッピービッチワイン(Happy Bitch Wine)」の初商品が決まった。

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 同ブランドは、アメリカの女性から高い支持を受ける人気の単行本「Happy Bitch」の著者ケリル・ペッシェさんと、ハドソンバレーでワインマーケティングを営むデビー・ジョクインドさんが、「女性が幸せを感じられる楽しいワインを」という思いで商品化する。

 9月11日に開催されたワインフェス「Hudson Valley Wine & Food Festival」で3種類のロゼを用意し、来場者にテイスティングと投票を行ったところ、ピーチピンクの色がきれいで、ほどよい甘さとフルーティーさが女性にぴったりのロゼに決まった。鼻にやさしい香りにもこだわり、青リンゴとイチゴの香りがほのかに香るロゼとなっている。

 「皆楽しんでテイスティングしているところを見て心が温まった。素晴らしいこと。うれしい言葉もたくさんもらった」とケリルさん。

 商品化のきっかけは、ペッシェさんが自身のツイッターに投稿したHappy Bitchワイン作りの可能性についてのつぶやき。これに対し、デビーさんが「作るべき」と返信したことから共同プロジェクトが開始。ソーシャルネットワークが功を成し、新ビジネスを確立する形となった。

 ワインの販売は10月20日を予定し、これに合わせたローンチパーティーも開催も予定する。共同経営者のデビーさんは「ワインを選んでくれた人たちを交えて発売を祝したい」と、発売を心待ちにする。

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