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アッパーウエストサイドに都市型アウトレット「センチュリー21」-芸術エリアに大型店

開店当日からにぎわう同アウトレットには、ロンドンから観光客で買い物を楽しむ姿も。

開店当日からにぎわう同アウトレットには、ロンドンから観光客で買い物を楽しむ姿も。

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 国内外のブランド品を扱うファクトリーアウトレット「センチュリー21(Century 21)」が9月21日、マンハッタンのアッパーウエストサイド(UWS)にオープンした。

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 マンハッタン2店舗目となる同店は、今年1月レントの高騰を理由に総面積5667平方メートルの同地を後にした、ニューヨークの老舗書店「バーンズ&ノーブル(Barnes&Noble)」跡地(1972 Broadway, New York)に出店。ニュージャージ、ニューヨークでは7店舗目となる。

 開店当日の朝には、ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長もテープカットに訪れ、アッパーウエストサイドの新しい顔を迎えた。

 入り口では店員がトレードマークの赤い買い物バッグを配り、大きな赤いアドバルーンが道路の各所に設置され辺りは赤一色に。地下1階、地上4階で成る店内は、開店を待ちわびた買い物客で込み合っていた。

 ロンドンから観光に来ていたイギリス人のシャンテルさんとマレリーナさんは「為替レートもあるが値段はロンドンよりも安いし品ぞろえもいい。旅の締めくくりにたくさんクレジットカードを使った」と両手いっぱいに袋をぶら下げて笑みを浮かべる。

 同店周辺にはリンカーンセンターやアップルストア、大型スーパー「トレーダージョーズ(Trader Joe’s)」などが立ち並び、UWSのにぎやかさがさらに増すのは確実。

 ストア近隣の71丁目に住むというジャネッサさんは「トレーダージョーズが開店した時の混雑を経験しているから予想はできていた」と話す。芸術あふれる地域での大型店舗登場で、変わりゆく周辺地域に賛否の声もあがる中、「万民を対象とした店舗の開店ならいいと思う。反対はしない」(ジャネッサさん)と、街の変化を受け入れていた。

 営業時間は、月曜~土曜=9時~22時、日曜=11時~20時

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