マンハッタンの「アップルストア5番街店」(767 5th Avenue, New York)の改修工事が 11月4日に終わり、新ガラスキューブの全景がお目見えした。
同店は、ソーホー店に次ぐニューヨーク2店舗目として2006年5月にオープン。入り口が9.7 メートルのガラスキューブから成る外観は、最も革新的に建築されたアップルストアとして一躍ニューヨークの観光名所の一つとなった。
今年6月半ばから始まった改修工事は、キューブ全体を白いカバーで覆い一日も営業を完全に休止することなく施工。段階を経てカバーが外された。工事には、6.7ミリオンドル(約5億2,000万円)を投じ、90枚あったガラスパネルを15枚に縮小。以前の外観に比べて継ぎ目の少ない印象を与えるデザインに改造した。併せて、キューブの周りも舗装し、新しい排水溝の設置も完了している。
遠近法でアップルのロゴを手に載せるように写真を撮っていた、ブラジルから訪れたというフランシスコさんとパトリシアさんは「必ず来ようと思っていた。初めて実物を目にしたがとてもきれい」と、アップルストア5番街店の見物は初めてのNY旅行の目的の一つと話す。
店舗の前には、買い物ついでに写真を撮る人や、店に入らず写真撮影だけする人の姿も多くにぎやかさは絶えない。
24時間営業。