ニューヨークの新ランドマーク、90階の超高層コンドミニアム売り出し

売り出しが始まった「ONE57」の完成予想図 ©Extell Development Company

売り出しが始まった「ONE57」の完成予想図 ©Extell Development Company

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 ニューヨークのカーネギーホールの向かいに現在建設中の超高層ビル「ONE57」(157 W 57th Street, New York)の売り出しが12月5日、始まった。

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 ミッドタウンの新ランドマークとなる同ビルは、日本を代表する建築家の安藤忠雄さんらも過去に受賞したプリツカー賞の受賞経験を持つ建築家、クリスチャン・ド・ポルザンパルクさん設計による、90階建てのガラスタワー。

 下層にはパークハイアットホテル、39階から上には95世帯の超高級コンドミニアムを設け、完成すれば地上約305メートルに達するニューヨーク市内で最も高層の住宅ビルとなる。

 今回売り出されているコンドミニアムには、24時間勤務のドアマンとコンシェルジェをはじめ、フィットネスセンターやシアタールーム、図書館、インドアスイミングプール、ペット専用のシャワールーム、駐車場など多くの設備を備えたぜいたくな仕様となっている。

 売り出し価格は、2LDKの約4億9,500万円からスタートし、ワンフロアを使った4LDKは約33億円から、価格公開していない6LDKのペントハウスなどを用意。北はセントラルパーク、南にはマンハッタンの摩天楼、両サイドにハドソン川とイースト川を一望できる眺めが、高級感を一層引き立たせる。

 同ビル開発会社「Extell Development Company」のゲイリー・バーネット社長は「世界で最も才能のある建築家とデザインチームを集めて造り上げた。NYの摩天楼に加わる最も高級で素晴らしい建物」と、超高級ビルの前途に大きな自信を見せる。

 コンドミニアムの入居は2013年開始予定。

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