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NY・ハイライン公園、春に備えて刈り込み開始-ボランディアの手作業で

刈り込みが終わった枯れた草木と「Spring Cutback(スプリングカットバック)」のサイン

刈り込みが終わった枯れた草木と「Spring Cutback(スプリングカットバック)」のサイン

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 ニューヨークの古い高架を公園にした「ハイライン公園」で3月6日、春に向けて毎年行われる刈り込み「Spring Cutback(スプリングカットバック)」が始まった。

枯れ草の間に咲く花

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 毎年多くのボランティアが参加して行われる同イベントでは、冬の間に枯れた草木約10万本を間引きし摘み取る作業が進む。茶色くなったすすきは短く切られ、新しい植木や花のために場所が作られている。

 昨年は1200時間を費やし完了したが、昨年6月にオープンした第2区画で敷地が2倍になったことから、今年はその作業量も倍増。今年は300人の参加者によって6週間にわたって活動する。

 ウェブサイトから登録したボランティアは、事前にオリエンテーションを受け準備。公園の幅が狭いため、電動のツールは一切使わず、作業は全てハイラインの庭師とともに手作業で行う。「月曜から金曜で行っている。開始時間はグループで異なるが終了は3時まで」とスタッフ。

 州外から来ている友達と始めてハイラインを訪れた、NY市内に住むリネーシャ・レイさんは「手入れされた桜の根元に小さな緑が見え始めていてとても美しい。トレンディーなエリアで地域活動が見られるのは素晴らしいこと。人の『原点』を見ているよう」と話す。

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