ニューヨーク市観光局と若者に人気のブランド「Aeropostale(エアロポステール)」が3月29日、ニューヨークをモチーフにした限定Tシャツの販売を始めた。
両者の協力により、NY市警察や消防局、イエローキャブで有名なNY市タクシー・リムジン協会などを含む、ニューヨークの街を象徴するロゴTシャツのコレクションが実現。アパレル会社「C-Life Group Ltd.(シーライフグループ)」が手掛けるメンズのグラフィックTシャツ6点を発売する。
NY市観光局のジョージ・ファティータCEOは「エアロポステールは世界的に知られているブランドであり、私たちは彼らと取り組めたことに誇りを感じる」とコメント。「NY市警察や消防局など認知度の高いロゴを使った新しいデザインは、私たちが提供してきたこれまでの商品の幅を大きく広げる」とも。
「シーライフはNY市観光局とエアロポステールの新たな試みに協力できて感激している。Tシャツが街のエネルギーを表現しているようで、ぴったりな組み合わせ」とシーライフグループのライセンシング担当副社長ヘザー・ミセリさんもコメントを寄せる。
Tシャツは、全米とカナダ国内にあるエアロポステールの限定店とウェブサイトで販売。Tシャツの売り上げの一部は、エアロポステールを通して隊員や警官を支援する警察局基金、消防局基金に充てられる。
エアロポステールは、ニューヨークを拠点に1987年に設立。14~17歳の男女をターゲットにアメリカ、プエルトルコ、カナダなどで900店舗以上を展開するファッションブランドで、2010年タイムズスクエアにも大型店をオープンしている。