ニューヨークを拠点に海外5都市で展開する日本食レストラン「MEGU Modern Japanese Cuisine(メグ モダン・ジャパニーズ・キュイジーヌ)」が5月7日、インターナショナル・スターダイヤモンド・アワードの「6つ星」獲得を記念した受賞式典を開催した。
ホスピタリティー業界の国際的な評価機関「ザ・アメリカンアカデミー・オブ・ホスピタリティー・サイエンシス(AAHS)」が授与する同賞は、卓越したサービスを提供するホテルやレストラン、クルーズライン、リゾート、シェフなどに贈られ、レストランの格付け「ミシュラン」に匹敵。今回の受賞は、世界展開とトータルサービスの良さの2点が決め手となった。
会場となったトライベッカ店にはこの日、300人近くのゲストが参加。ハリウッド女優のアン・ハサウェイさんやミス・ユニバース、ミス・USAも出席し、ガールズグループ「Blush(ブラッシュ)」によるパフォーマンス、トロフィー授与、テーブルパフォーマンスの実演などを繰り広げ大きな盛り上がりを見せた。
MEGUの横山公一社長は「MEGUでは最高の食材を厳選して使い、伝統的な日本食に加え斬新なスタイルで日本食を提供することで、毎回の来店で全く異なる体験ができるよう心掛けている」と話す。東日本大震災についても触れ「日本は辛い時期に直面してきたが、今回の受賞はMEGUだけでなく日本の食文化にささげられているもの。今後も私たちができることをして、日本食の大使のように努めていきたい」と、日本の食文化を世界に広めながら日本を応援していくと強調した。
立食形式で行われた式典では、同店自慢のメニューを前菜からデザートまでのコースで振る舞い、シャンパンやワインなどを片手に来場者は食事を楽しんだ。AAHSと親しいというルーカス・スピアスさんは「AAHSについてはよく知っている。6つ星は成功の現れとクオリティーの良さがなければ獲得できないもの。MEGUにとっては素晴らしい功績で店の将来にも大きく貢献するだろう」と話す。
式典の最後に横山さんは「時間をかけてプランした式典は終わったが、ここが新たな始まり」と、6つ星レストランとしての新しい出発に向け気を引き締める。