高級エスプレッソマシン「Slayer-スレイヤー」を使ったコーヒーショップ「RBC NYC」が1月18日、ダウンタウンエリア(71 Worth Street, New York)にオープンした。
ワシントン州シアトルのスレイヤー・エスプレッソ社の同マシンは18,000ドル(約165万円)で、世界でも約20台しかない希少商品。東海岸では同店が初めての導入となる。同マシンは抽出時間や圧力の強弱の調節がマニュアル式で、コーヒー豆の種類や、細かい要望に合わせてコーヒーのうま味を引き立てるための微調整が可能。
同店オーナーのジョディー・リチャードさんは「多くのエスプレッソマシンをリサーチし、より自由な操作と味の表現が可能なスレイヤー導入した」と購入に至った理由を話す。マニュアル式の同マシンを扱うには、高い技術を持つバリスタが必要とされる。
「コーヒー農園と直接関係を持つ信頼できるコーヒーロースター業者からコーヒー豆を仕入れている」とジョディーさん。コーヒー豆は、ニューヨーク州クイーンズ区「ダリス・コーヒー」社のブラジル産、テキサス州サンアントニオ市「ザ・ブラウン・コーヒー」社のエチオピア産やグアテマラ産のもので、乳製品はすべてオーガニックのものを使う。
ワイヤレスインターネットを完備した店内は全18席。主なメニューは、エスプレッソ(2ドル)、フレンチプレス(4ドル)、マキアート(3.5ドル)、コルタード(3ドル)、カプチーノ(3ドル)、ラテ(3.5ドル)、モカ(4ドル)など。ニューヨークの老舗高級デリ「ゼイバース」のサンドイッチなどの軽食も提供している。
営業時間は7時~19時。