NYでスペースシャトル1号機公開-元航空母艦の博物館で

至近距離で見ることができる「エンタープライズ」の頭部

至近距離で見ることができる「エンタープライズ」の頭部

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 スペースシャトル1号機「エンタープライズ」の一般公開が7月19日、ニューヨークのハドソン川に浮かぶイントレピッド海上航空宇宙博物館(700 West 46th Street)の特設パビリオンで始まる。

特設パビリオンの外観

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 同機は大気圏内での飛行をテストする滑空実験機として使われていた。退役後はワシントンで展示されていたが、4月27日にニューヨークへ移され、6月6日にはボートに載せられてハドソン川を博物館まで輸送された。19日は14時からオープニングセレモニーを行い、その後パビリオンで一般公開する。

 同博物館は第二次世界大戦で実際に使われた航空母艦を利用。デッキに巨大なパビリオンが特設され、その中央にシャトルの本体が、床から約3メートルの高さで固定された。来場者は先端から胴体、底部分や車輪も至近距離で見ることができる。パビリオンの壁面では同機の歴史が写真と共にパネルで紹介されるほか、売店でTシャツなどの関連グッズが販売される。

 一般公開を記念して「SpaceFest(スペースフェスト)」と題した企画展も開催。スペースシャトルに関する展示や映画の上映、宇宙飛行士によるトークショーなどが今月22日まで毎日開催される。

 開館時間は10時~17時(土曜・日曜は18時まで)。パビリオン込みの入場料は大人=28ドル、シニア(62歳以上)・学生(要ID)=24ドル、ユース(7~17歳)=21ドル、子ども(3~6歳)=14ドル。 

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