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NY、ハリケーン「サンディ」で避難命令-交通機関停止など街閑散

住民らが避難し、閑散としたマンハッタン市内

住民らが避難し、閑散としたマンハッタン市内

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 ニューヨーク州はハリケーン「サンディ」の接近により、10月28日に緊急事態宣言を発出し、州内の沿岸地域に避難命令を出した。

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 28日19時よりニューヨーク市内の地下鉄は全て運休となり、21時にはバスも運休となった。市内にはゾーンA-Cを設け、ゾーンA全域に対して強制避難命令を発出した。学校も休校となり、政府職員なども必要がある場合を除いては出勤しないよう指示が出ている。

 住民らは28日中に大量の非常用物資を買い出しし、安全な場所へと非難している。29日にはスーパーやレストランなども閉鎖され、普段はにぎわいを見せるマンハッタン市内も、閑散とした街になっている。

 ニューヨーク州は、避難場所・緊急連絡先の確認、懐中電灯の保持、水の確保などの非常用物資を蓄えて、万全な体制を整えるよう住民に呼び掛けた。29日、「サンディ」によって、変電施設では爆発が起き、730万世帯が停電となった。ブルムバーグ市長は「交通機関と電気の復旧には4~5日かかる」と発表した。

 巨大ハリケーン「サンディ」は強い温帯低気圧に変り、ニュージャージー州に上陸。街に大きな爪あとを残した。

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