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NYで若手日本人アーティストの祭典「JAM」-着物ショーや模擬店なども

迫力あるパフォーマンスをみせた「太鼓マサラ」

迫力あるパフォーマンスをみせた「太鼓マサラ」

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 11月9日から3日間、ニューヨーク・イーストビレッジの「Theater for the New City (シアター・フォー・ザ・ニューシティー)」(155 First Ave)で、NPO団体AD JaNet主催の「Japan Art Matsuri(ジャパン・アート・マツリ)」(以下JAM)が開催された。

パフォーマーの姿

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 JAMは2003年に始まり、今年で10周年を迎える毎年恒例の芸術の祭典で、ニューヨークの日系コミュニティーの活性化を目指し、若手日本人アーティストの活躍のきっかけとなる場を提供している。JaNet理事の片山優希さんは「JAMは毎年われわれが最も力を入れているイベントの一つ。これからもこのような形で日本人アーティストを支援し続け、イーストビレッジに根付いて日本人の力をニューヨーカーにアピールしていきたい」と話す。

 メーンステージでは、和太鼓、ソーラン節、殺陣、着物ショーなど日本古来のものから、タップダンス、ピアノ、バレエ、バイオリンまで、アマチュア・プロ総勢40組以上のパフォーマンスが3日間にわたって繰り広げられた。中でも、10日のトリを飾ったシンガー・ソングライターKi-Yoさんのステージでは、観客からこの日一番の歓声が送られた。

 会場内では、たこ焼きや焼きそば、ラムネなど、昔ながらの日本の祭りを再現した模擬店が並び、浴衣姿の来場者も多く、懐かしい雰囲気に包まれた。同イベントに参加したニューヨーク在住のステファニーさんは、「日本には何度か旅行に行ったことはあるが、ニューヨークでこのような本格的な祭りが楽しめて感激。来年もまた来たい」と話した。

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