ルーズベルト・アイランド・ジャパニーズ・アソシエーションは4月13日、マンハッタンとクイーンズの間に位置するルーズベルト島で、「第3回桜祭り&Japan Block Fair(ジャパン・ブロック・フェア)」を開催する。
同フェアは日本食、芸術、サービス、パフォーマンスをニューヨークで体験してもらおうと、2010年に始まった。季節を問わず、春、夏、秋とマンハッタンのアッパーウエストやクイーンズのアストリアなど、さまざまな場所で開催している。飲食店や物販店の出店以外にも、過去には「海パン一丁イケメンコンテスト」や「ものまねさん&そっくりさん大会」などユニークなイベントも行ってきた。
今回のイベントはルーズベルト島の南西部(マンハッタン側)にある桜並木の散歩道で行われる。マンハッタンとルーズベルト島の間にはロープウエーが運行しており、ロープウエー下車駅から数分歩いたところに同フェアの入り口がある。細長い散歩道が300メールほど続き、桜並木の下にテントを張り店が並ぶ。ブースには日系飲食店が11店、ゲームや小物販売のブースが4店出店する。島の南端にはパフォーマンスステージを設けており、和太鼓、日本舞踊、空手、三味線などさまざまなパフォーマンスが1日を通して行われる。
当日はルーズベルト島の桜並木でお花見を堪能する桜祭りの要素も盛り込まれており、イーストリバー越しに見えるマンハッタン地区の絶景と美しく咲いた桜並木道の中でイベントを楽しめる。主催者は「今週から市内の気温が急激に上がったおかげで、13日にはきれいに桜が咲いていると思う。あとは当日の天気がよくなることを願うのみ」と話す。
開催時間は10時~20時。当日は日没が19時15分で、夜桜も楽しめる。入場無料。雨天の場合は会場脇の体育館内で実施。最寄り駅のルーズベルトアイランド駅を通るFラインは週末の運行状況が不安定なため、主催者は地下鉄利用者に事前確認を行うことを呼び掛けている。