世界的に有名なアイスクリームブランド「Ben & Jerry's(ベン&ジェリーズ)」はニューヨーク限定の新商品を決定するために、オンラインを使ったユーザー投票型のキャンペーン「City Churned(シティー・チャーンド)」を行っている。
ソーシャルメディアを駆使したユーザー参加型の同キャンペーン。「フローズンヨーグルトVSアイスクリーム」や「チョコレートVSコーヒー」など対戦形式で8項目の投票が行われており、各対戦で票を多く獲得した8つの原材料を混ぜたものがニューヨーク限定の新商品になる。
全ての対戦にはニューヨークにちなんだ条件を満たすと自動的に票が加算されるシステムも導入。「キャラメル VS ワッフルコーン」のトッピング対決では、タイムズスクエア駅の1、2、3ライン(キャラメル)とグランドセントラルの4、5、6ライン(ワッフルコーン)が定時に到着する度に1票加算されていったり、「バニラVSペパーミント」では、ダウンタウン(バニラ)とアップタウン(ペッパーミント)に向かうタクシーの数により票が加算されたりと、日常生活の中で市民が知らぬ間に新商品投票に参加している仕組み。
参加者は新商品名のアイデアをフェイスブックやツイッターでつぶやくこともできる。投票は7月14日まで。新商品は7月27日に市内で行われるイベントで披露する。