クリスマスまであと1週間に迫ったニューヨーク市内ではホリデーシーズンを満喫できるさまざまなイベントが開催されており、中でもセントラルパーク付近では盛り上がりを見せている。

リース展の様子

　セントラルパークの東側に位置する歴史的建築物「The Arsenal（ザ・アーセナル）」（830 Fifth Avenue）では、建物内のギャラリーにユニークなクリスマスリースを展示する「Wreath Interpretations（リース・インタープリテーション）」が開催されている。

　今年で31周年目を迎えた同イベントは毎年ユニークな手作りリースを展示。47人のアーティストや園芸家により製作されたリースは典型的な緑のクリスマスリースとは形も色も異なり、個性的で目を引く作品がズラリ。材料にはネズミ捕りやビニール袋などが使われ、中にはネクタイで作られた直径1.5メートルの巨大リースもある。

　コロンバスサークルでは「Columbus Circle Holiday Market（コロンバス・サークル・ホリデー・マーケット）」が開催されており、雑貨店を中心とした 151のブースが軒を連ねている。手作りのアクセサリーやクリスマスデザインのキャンドル、オーガニックのせっけんなどを販売しており、プレゼントを探しに来た人や家族連れなどの人気スポットとなっている。

　リース・インタープリテーション開催時間は9時～17時。土曜・日曜休館。入場無料。1月9日まで。ホリデーマーケット開催時間は10時～20時（日曜は19時まで）。12月24日まで。