ニューヨークの老舗デパート「Macy's（メーシーズ）」（151 W 34th Street, New York）で3月28日、毎年恒例のフラワーショーが始まった。

　1946年に始まった同イベントは毎年この時期、ニューヨークをはじめ、フィラデルフィア、ミネアポリス、サンフランシスコの旗艦店が、店内を生花やデコレーションで装飾。生花の香りでいっぱいの店内は、訪れた客に屋内に居ながら春の訪れを感じさせる場を提供する。

　「Spring Is In The Air（スプリング・イン・ザ・エアー）」がテーマの今年は、3万種類を超える花や鉢植え、樹木などが世界中から集められ、異なる地域で生息する花々が都会の真ん中に出現した10種類の庭で共存する。その周りには巨大な昆虫や凧、風船でつられ宙に浮く花などを飾り、豪華な空間を作り出す。

　そのほか、「the Bouquets of the Day」では全米を代表するフラワー・デザイナーの作品を日替わりで展示するほか、デザイナーとファンや来場客との交流企画も。ファッションショーや料理の実演、著名人のゲスト出演、春にふさわしいテーブル・コーディネートの提案など、多彩な企画を予定する。

　開催営業時間は、月用・木曜・金曜・土曜＝10時～21時30分、火曜＝9時～22時、水曜＝9時～23時。4月11日まで（同4日は休業）。