ニューヨークの地下鉄Aラインで、ミュージカル「ライオンキング」のキャストによるサプライズパフォーマンスが行われた映像が8月7日、オフィシャルツイッターで公開され反響を呼んでいる。
約30人のキャストが一般人に混じり乗車。1人の女性が突然歌い始め、周りのキャストも次々と加わり「サークル・オブ・ライフ」をアカペラで歌い上げた。このサプライズは昨年ブロードウェーで総利益が10億ドル突破したライオンキングと、昨年利用者が10億人を超えた地下鉄のお祝い記念としてのフラッシュモブといわれている。
ニューヨークでは数多くの地下鉄パフォーマーが存在し、車内でお金をせびる人もしばしば。今回のサプライズに対して多くの乗客が興味を寄せてる中、寝ている人や音楽を聴いたままの人もチラホラいた。ウェブ上では「こんな場面に出くわしたら感動して涙が出る」「ニューヨークに行って本当のブロードウェーを見たくなった」のような意見もある中、「パブリックな場所でこんなことをして逮捕されないのか」「この話題で盛り上がると、お金を回収に来るパフォーマーが今後さらに増えそうだ」などの意見もあり賛否両論の声が上がっている。
ライオンキングのキャストは前回飛行機の中でも同じようなフラッシュモブを行い反響を呼んでいた。ニューヨーク市民に限らず、さまざまな地域でフラッシュモブに遭遇したいと期待を寄せる声が増えている。