9月に入っても暑い日が続くニューヨーク市で8日、1919年の記録を破る猛暑日がセントラルパークで観測され、最高気温がカ氏97度(セ氏約36.1度)になったと気象学者ティム・モーリンさんが発表した。
例年のニューヨークでは9月には暑さが落ち着き、セ氏25度前後と比較的過ごしやすいとされる。しかし今年は30度を越す日も多く、通常より長い夏を満喫する市民も多い一方で、早く涼しくなってほしいと待ち望むニューヨーカーも多く見られる。外の気温が高くなっているため、屋内ショッピングエリアやオフィスでの冷房は強く、ニューヨークの地元紙では室内で暖かく過ごす方法の記事を掲載しているところもある。
今後のニューヨークは、9月いっぱいは最高気温が30度近くになる日が続くが、天気が崩れる日も増え、最低気温との気温差が10度になる予測もされている。