ローカルコメディーショー「Hack City(ハックシティ)」の公演が5月16日、ニューヨークのローワーマンハッタンにある古民家風のカフェ「Black Cat LES」(172 Rivington Street)で行われた。
同公演はニューヨークで活躍するローカルなコメディアンが集い、1人5分~7分のスタンドアップコメディーを披露するもの。今年で3年目を迎え、毎月1回の開催を楽しみにしている人も多い。会場は閉店後のカフェをアレンジして小さなステージを設け、50人ほどの観客で満員だった。
ニューヨークでコメディアンとして活動する日本人Fumi Abeさんとアメリカ人コメディアンのMichaelさんにより毎月開催されている。
今回の公演では、Tyler Fisherさんをはじめ個性的なコメディアンが、それぞれのジョークやコメディーのスタイルを持ち寄って、約2時間の公演を行いニューヨーカーたちを沸かせていた。また、料金は無料でピザも振る舞う。来場者は「今回が初めてだが、まさに椅子から落ちそうなほど笑った」と話していた。
FumiさんとMichaelさんは3年前の出会いをきっかけに意気投合し、同公演をプロデュースし始めた。今後について、Fumiさんは「いつか自分のコメディー番組を持ちたいと思っている。そのためのコンセプトはもう用意してあるし、その時はMichaelと一緒に頑張りたい」と意気込みを見せる。