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NYワクチン接種会場まで乗車無料 その他特典充実化進む

ニューヨーク市内の様子(2021年5月20日)

ニューヨーク市内の様子(2021年5月20日)

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 米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズとリフトは5月11日、新型コロナウイルスワクチンの接種会場への移動(往復)について、米国独立記念日である7月4日まで全て無料にすると発表した。

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 同施策は、バイデン大統領が独立記念日までに米国の成人の70%を接種完了とすることを目的としてホワイトハウスとの契約が実現。リフト社の発表によると、利用者はアプリまたはウェブサイトから専用のクーポンコードを取得でき片道15ドル(約1600円)ずつ、往復分無料となる。

 ワクチン接種会場については、大型のイベント会場「Javits Center」などが予約なしで接種できるほか、各ドラックストアやニューヨーク市内の地下鉄の駅構内でも受け付けている。5月20日時点ではニューヨーク市の人口の48%が少なくとも第一回目の接種を完了しており、40%が接種を完了している。

 接種の特典として、地下鉄の接種会場では「一週間乗り放題のメトロカード(a free 7-day Unlimited MetroCard)」が貰えるほか、シティフィールドやヤンキー・スタジアムでは5月19日以降、試合観戦中にワクチン接種が可能で、接種者は次回の観戦チケットが無料提供される。

 そのほか、ワクチンカードの提示でクリスピー・クリーム・ドーナツが1個無料になるほか、シェイク・シャックでは、バーガーの購入でポテトが無料など一般ビジネスのプロモーションとしても広がりをみせている。

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