4月8日午後、北米の広範囲で月が地球と太陽の間の直線状に並ぶ現象の、皆既日食が観測された。メキシコ中部で始まり、アメリカのテキサス州やニューヨーク州、その後カナダへと移動し、各地で多くの人が楽しんだ。
アメリカで前回皆既日食が見られたのは2017年、ニューヨークは1925年以来の98年ぶりとなった。またアメリカで次見られるのは2044年、ニューヨークは2079年となる。
事前から特別イベントや商品が企画されたり、公共図書館や眼鏡屋さんで無料の日食グラスが配布されるなど、ニューヨークでも盛り上がりを見せた。日食中は大勢の人が、道路や公園、屋上から日食グラスをかけて空を見上げる様子が見られた。マンハッタンでは太陽が9割ほど欠ける部分日食となった。