ニューヨークで10月11日～13日、「進撃の巨人－The Musical－」が初公演を果たした。

「進撃の巨人－The Musical－」　ニューヨークで初公演

　同作品は、コミックスの累計発行部数が1億4000万部を超える人気漫画が原作で、昨年日本で初演を迎え盛況の中、幕を閉じたミュージカルの海外公演。ブロードウェーの舞台では、壮大なストーリーとキャラクターの感情を舞台上で表現。観客は、アクションと歌が交錯する中、巨人の存在感と、その世界観に引き込まれた。

　公演では、最新のテクノロジーとアナログな演劇手法を融合させ、視覚効果も織り交ぜ、迫力のあるパフォーマンスを実現。特に、巨人の登場シーンでは、その迫力とリアリティーに観客は息を飲み、演者の巧みなアクションと感情表現が、原作ともアニメとも異なる新しい『進撃の巨人』の魅力を引き立てた。全編日本語で行われた公演ながら、字幕を通じて物語のエッセンスを伝え、観客は言葉の壁を超えて感情を共有した。