デジタル写真集団「デジ侍」、NYで初写真展―写真家6人の作品展示

オープン当日のレセプションパーティーには日本人、アメリカ人の写真ファンが集まった

オープン当日のレセプションパーティーには日本人、アメリカ人の写真ファンが集まった

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 7人の写真家から成るデジタル写真集団「デジ侍」の写真展が11月5日、ミッドタウンのギャラリー「Gallery Cantelmo」(55 W 39th street, New York)で始まった。

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 同集団は2003年、現理事長で写真家の豊田直之さん含む4人の写真家で結成。「フィルムかデジタルかという昔の戦乱期のような時期に、自分で切り開いて行く侍の生きがいをもってやっていこうじゃないか」(豊田さん)というコンセプトで始動した。個人では実現できないものを求め活動を続け、メンバーの入れ替えを重ね現在に至る。

 海外初となる同展では6人の作品を展示。6月に東京で行われた写真展「せっしゃでござる!」が好評を得、海外での写真展が実現した。「接写」を一つのテーマにした前回とは違い、同展では各自が得意とする分野がテーマ。「鉄道」「東京のからす」「深海」「人間の体」「アンコールワット」「色」と独自の個性を表現した作品を展示する。

 オープン当日のレセプションパーティーには日本人、アメリカ人の写真ファンが集まり、会場がにぎわった。ニューヨークという場所について、豊田さんは「写真家の夢として世界を舞台に活躍する写真家になっていきたいという目標のなかで、ニューヨークで個展を開くチャンスが出てきた。芸術の本場であるニューヨークで全力を尽くして勝負してみようと思った」と話す。

 営業時間は月曜~金曜10時~17時。入場は予約。今月27日まで。

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