ニューヨークのFMラジオ局「Z100」でパーソナリティーを務めるトレイ・モルガンさんが9月1日から、30日間に30団体で慈善活動に参加するプロジェクト「30 Deeds, 30 Days」を始めた。

　自身の生活を見直す目的から、「慈善心ある人生」に向け活動するモルガンさん自ら発案した同プロジェクト。1カ月間、1日 1カ所、ニューヨーク近郊の慈善団体を訪問し実体験。「1日1善（deed）」を実行する。

　多くの慈善団体があるなか、何らかの形で恩返しし社会貢献に関与したいと考える一方、活動の始め方や取り組みの種類、時間の配分などがわからなかったというモルガンさんは、30団体の異なる活動を体験から学ぶことで経験値を高めることを計画。

　アーティストが学校や病院で活動する「Sing for Hope（シング・フォー・ホープ）」や、低所得者などに食べ物を提供する「Food Bank（フードバンク）」、ホームレスの家族に家屋を建設する「Habitat for Humanity（ハビタット・フォー・ヒューマニティー）」などに参加し、新しい視点を養い自身の人生で何が最も重要かを見いだすことを趣旨とする。

「恩返しをすることはとても重要。このような活動も達成可能だということを、自分のラジオ放送を通して多くの人に感じ取ってもらえればうれしい。必要なのは献身だけ」とモルガンさん。活動の様子は、ラジオ番組内とブログ、Facebook、Twitterでレポートする。