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ニューヨークで恒例「ハロウィーン・パレード」-不況の影響感じさせず

映画「アバター」のキャラクターに扮したパレード参加者

映画「アバター」のキャラクターに扮したパレード参加者

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 ニューヨークの恒例ハロウィーン仮装パレード「New York’s Village Halloween Parade」が10月31日、グリニッジビレッジで開催された。

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 全米最大級のハロウィーン・パレードとして知られる同パレードは、毎年ハロウィーン当日に行われる。38回目となる今年は、6番街をスプリングストリートから15ストリートまでを、ゾンビや吸血鬼などに扮(ふん)した参加者が、バンドが演奏する音楽をバックに行進した。

 今年は不景気の影響を受け、ニューヨーク市の経費削減を理由にパレードが8ブロック縮小されたり、地元企業の協賛が少なかったりしたことから、デコレーションや出し物を制作するアーティストの参加が減少した。これによりパレードの盛り上がりや観光客の出足が心配されていたが、参加者約6万人、見物客約200万人が沿道を埋め、例年に負けない盛り上がりをみせた。

 パレードでは一般参加者が、今年を象徴するアバターのキャラクターやチリ鉱山事故の救助カプセルや救出された作業員に扮するなど、少ない予算の中だからこそ創造力を最大に生かした、独創性あふれる仮装が目立った。また、ハイチ出身の画家でカーニバル・アーティストのディディエ・シビルさんが制作した巨大なマスクやデコレーョン、独特なコスチュームも登場したほか、ブルックリンのバンドでハイチ文化の継承をうたう「DJA-Rara」も演奏を披露した。

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