ジョン・レノンの命日、30年経過後もNYに大勢のファン-ストロベリー・フィールズに歌声

「ストロベリー・フィールズ」に集まった大勢のファン

「ストロベリー・フィールズ」に集まった大勢のファン

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 元ビートルズのジョン・レノンさんが凶弾に倒れてから30年が経過した12月8日、セントラルパークの「ストロベリー・フィールズ」には、午前中から大勢の人が集まりジョンの歌が聞こえた。

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 円形モザイクの中央に「IMAGINE(イマジン)」と記された記念碑の回りには、アコースティック・ギターの歌声や花束、ろうそく、ジョンとヨーコの写真などであふれた。17年間毎日記念碑に花を捧げている、通称「ストロベリー・フィールズ市長」アイルトン・“ギャリー”・ドス・サントスJr.さんの姿も見られ、1人でも多くの人が記念碑を見られるよう、訪問者に丁寧に声をかけていた。

 没後25年目にも来たという母娘は、今年もろうそくを手向けに訪れた。「一番好きな曲はイマジン」という母のヘレンさんは「ジョンが撃たれた時、自分はまだ大学院生で弟が大学生だった。悲しさの余り夕食のテーブルで一緒に泣いたのを覚えている」と当時を振り返る。

 娘のサブリナさんもジョンの大ファンで、ロンドンから来た恋人のジョッシュさんを伴い参加。「やっと自らろうそくを捧げることができた」とジョッシュさん。

 ストロベリー・フィールズから徒歩数分の場所にあり、ジョンが倒れた「ダコタ・ハウス」前でも写真を撮る人の姿が多数見受けられた。

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