ニューヨークで250以上の店舗を展開する大手ドラッグストアチェーン「デュアン・リード(Duane Reade)」が、ブルックリン区のウィリアムズバーグ(250 Bedford Avenue, Brooklyn)に ビールサーバーを備えた店をオープンし話題を呼んでいる。
周辺にバーやリカーショップの多いエリアに昨年11月オープンした同店では、ビールの詰め替えボトル(3.99ドル)を用意。「ファイヤー・アイランド・ビール」「ブルックリン・ブリュワリー」など全9種類のドラフトビール(7.99ドル)を、持参したボトルに詰めて販売している。
「ボトルを一度購入すれば、2回目からの代金はビールと税金のみ。たくさんの人が購入している」とスタッフのエリザベスさん。その場でビールのテイスティングも可能だが、グラスでの販売は行っていない。
他店との差別化に力を入れる同チェーンは、オフィス街や観光エリアでは総菜やサンドイッチ、すしなどの軽食や、セルフサービスの「スターバックス」コーヒーマシンを設置する店、住宅街では生鮮食品、ファッション街ではコスメ類の充実など、エリアごとに商品の取りそろえに工夫を凝らしている。