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NYで日本現代アート展「バイバイキティ!!!」-「かわいい」文化に挑む作品に注目

「ハラキリ・スクールガール」©会田誠(ミヅマアートギャラリー)

「ハラキリ・スクールガール」©会田誠(ミヅマアートギャラリー)

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 JSギャラリー(333 E 47th Street, New York)で現在、27歳~45歳の日本人作家16人による展覧会「バイバイキティ!!! 天国と地獄のはざまで-日本現代アートの今」が開催されている。主催はジャパン・ソサエティー。

 近年日本のポップカルチャー、漫画、アニメの影響を受けた芸術が、現代アートとして日本国外で取り上げられる中、同展では独自の表現方法で作品を制作し「かわいい」文化に挑みながら、多様な画法や様式を自在にアレンジした作品に注目する。

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 同展を手掛けるのは、森美術館(東京・六本木)初代館長をはじめ、ストックホルム近代美術館など世界的に有名な美術館の館長を歴任した、インディペンデント・キュレーター、デヴィッド・エリオットさん。「大半が米国ではまだ認知されていないアーティストによる、大人のアート」と、同展を作り上げる個性豊かなアーティストと作品について話す。伝統的な日本画や彫刻、創意工夫された浮世絵描写、写真、インスタレーション、ビデオなど、若い世代の作家が手掛ける日本現代アートの新しい一面を紹介する。

 「ハラキリ・スクールガール」と題された会田誠さんの作品は、侍と現代の女子高生をモチーフに社会的タブーを描く。名和晃平さんは、シカの_製を大小のビーズで包んだ作品「PixCell Deer」を、世界各国で評価を受ける奈良美智さんは、動物供養墓にささげられたハローキティーを撮影したカラー写真「Untitled」などを展示する。

 開館時間は11時~18時(金曜は21時まで、土曜・日曜は17時まで)。入場料は、一般=15ドル、シニア・学生=10ドル(毎週金曜18時~21時は無料)など。入場料の50%が東日本大震災の義援金「Japan Earthquake Relief Fund」へ寄付される。6月12日まで。

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