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カラフルな帽子をかぶってパレード、NYで「イースターフェスティバル」

じょうろに入った花をモチーフにし、春の訪れをユニークに表現したボンネット

じょうろに入った花をモチーフにし、春の訪れをユニークに表現したボンネット

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 ニューヨークの5番街で4月24日、イースター(復活祭)を祝う「イースターパレード&ボンネットフェスティバル」が開催された。

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 毎年全米各地で行われる同イベントは、1870年代にニューヨークで始まり恒例行事として定着。観光名所の一つであるセントパトリック大聖堂(460 Madison Avenue, New York)が位置する5番街の49丁目から57丁目までをパレードが北上する。

 参加者は「ボンネット」と呼ばれる帽子をかぶりパレードを練り歩く。もともとイースターの礼拝に訪れる女性が、毎年新しい帽子を着用することから始まり、今ではカラフルで派手なものから生花やデコレーションの付いたもの、手作りのものなど、男女問わず思い思いの帽子を着用し参加するようになった。

 雨の予報だった今年は、パレードが行われた10時から16時の間、摂氏26度を記録する晴天に恵まれた。子供から大人まで大勢の人がドレスアップし、目を楽しませる帽子を披露。たくさんの青い花をモチーフにした手作り帽子をかぶるバネッサさんは、「以前からこの日のために計画し、3週間ほどで仕上げた」という気合いの入りよう。

 「手作り帽子は今年が初めて」と話すリサさんは、夫マークさんと参加。2時間ほどで完成したというボンネットは、じょうろに入った花が奇麗に咲き誇り春を感じさせる作品となっていた。ほかにもイースターのモチーフであるウサギや卵をスーツに貼付けた年配の男性、愛犬にも衣装を着せて歩く人、お揃いの装いで参加する家族など、一年に一度のこの日を楽しんだ。

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