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ブルックリンにオーガニックバーガー店-合成化合物を使わない高祖父の味伝承

「The Burger Guru」のザ・クラシック、ほうれん草とアーティチョークのディプ、オーガニックソーダ

「The Burger Guru」のザ・クラシック、ほうれん草とアーティチョークのディプ、オーガニックソーダ

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 ブルックリンのウィリアムバーグに6月16日、オーガニックのハンバーガー店「ザ・バーガー・グル(The Burger Guru)」(98 Berry Street, Brooklyn)がオープンし、話題を呼んでいる。

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 同店では、米農務省(USDA)の認定を受けた高品質で抗生剤やホルモン、添加物などが一切入っていないオーガニック肉と天然素材だけを使ったハンバーガーを提供する。

 オーナー・ニックさんの高祖父で、ギリシャのラコニアで自給自足の生活をしていたレオニダスさんの「合成化合物を与えられずに育った肉が一番おいしい」という思いを受け継いだ店を開いた。メニューには、レオニダスさんが昔村の住民を呼んで振る舞った人気バーガーのレシピを使い、代々伝わる「高祖父の味」を再現している。「味と品質のバランスを楽しんでもらいたい」とニックさん。

 オーソドックスな「ザ・クラシック」(8.50ドル)をはじめ、アップルウッドベーコンやフライドポテトを挟んだ「グランパ・レオズ・バーガー」(10.95ドル)などの独自商品が並ぶ。肉は、追加料金を支払えばアンテロープ、バイソン、ダチョウ、ラムに変更も可能。ワニ肉などの特別メニューも提供していく予定だ。

 ほかにも、ニックさんがお勧めのギリシャ産カラマタオリーブのソースを添えたフライドポテト(5.25ドル)や、ほうれん草とアーティチョークのディップ(8.95ドル)、チリ(6.50ドル)、サラダ(7.95ドル~)なども用意する。

 健康的な生活を意識する同店は、売り上げの一部は主に子どもの肥満や糖尿病、心臓病患者を支える機関に寄付するほか、店内に意見箱を設置し客から寄付すべき組織の提案を受け付ける。ニックさんは「ほかのレストランでもこういった活動をして欲しいと切実に思う」と話す。

 営業時間は11時~24時。

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