東芝とTDKは12月5日、ニューヨーク・タイムズスクエアの LEDビジョンで巨大クリスマスツリーをかたどったイルミネーション展開を始めた。
今回の両社によるコラボレーションは、ワン・タイムズビルディング(1 Times Sq, New York)最上部にとその下に位置する東芝とTDKのLED看板をつなげることで、高さ40メートルのツリーを地上から約120メートルの地点に表示。緑のツリーに赤いリボンと『Season’s Greetings』の白い文字がほどこされ、上から白い雪がはらはら舞い落ちるデザインが、タイムズスクエアにホリデーシーズンらしさを添える。
「赤や緑の発色がとても良く文字がとてもきれいに引き立っている」と、夫と観光に訪れたカリフォルニア在住のスーザンさん。夫のダンさんも「ここ数年で一番美しいデジタルサインだと思う」と絶賛。「東芝製品は好んで使っている」と付け加えた。
イギリスから旅行で来ているダニエルさんも「東芝、TDKは聞いたことがないけど、この看板はとても良いアイデア。ちょうどいい場所にあって、すぐに目についた」と、カメラのシャッターを押す。
TDKは2001年タイムズススクエアでのLED看板を使ったブランドプロモーションを開始。一方、東芝は2007年からビル最上部に看板を設け、例年クリスマスや大みそかのイルミネーションを行ってきた。
イルミネーションは大みそかとカウントダウン時を除く、毎日15分おきに表示される。来年1月15まで。