![トラウトマン, ベイリー & ブランペイ, ニューヨーク, “George Ehret’s Hell Gate Brewery,(ジョージ・エレットズ・ヘルゲートブルワリー)”© New-York Historical Society](https://images.keizai.biz/newyork_keizai/headline/1337696861_photo.jpg)
いろいろな角度から「ニューヨークのビール」に焦点を当てる展示会「Beer Here: Brewing New York’s History(ビア・ヒア:ブリューイング・ニューヨークズ・ヒストリー」が5月25日、「New-York Historical Society Museum & Library(ニューヨーク歴史協会)」(170 Central Park West, New York)で始まる。
ビール製品を消費、経済、政治、テクノロジーなどの切り口から見る同展は、ビールがなくてはならない滋養物として扱われ、税収入だった植民地時代のニューヨークから、現代までの3世代をさかのぼり歴史をたどる。
同展のキュレーター、デブラ・シュミト・バックさんとニナ・ナツィオナーレさんは「ビールは文化にとって重要な影響力を持つ。私たちは過去300年のニューヨークにおけるビールの長い歴史や人気に魅了された。この尊ぶべき伝統について、歴史的、文化的にも重要な物や書物を展示したい」とコメントする。
6月10日には夏の特別公開プログラムとして、ブルックリンでビール醸造所を営むガレット・オリバーさんとスティーブ・ヒンディさんが共同で、地ビールのイベント「Beer Appreciation: The History and Renaissance of Beer(ビア・アプリシエーション:ザ・ヒストリー&ルネサンスオブビア)」を開く予定。
開館時間は10時~18時(木曜は20時まで、日曜は11時~17時)。入館料は、大人=15ドル、シニア=12ドル、学生(10歳まで)=10ドル、子ども(7歳まで)=5ドル。9月2日まで。