ブルックリンブリッジからセントラルパーク(72丁目)に続く約11キロメートルのパーク・アベニューを開放し、多様なプログラムを展開する毎年恒例の「サマー・ストリート2012」が8月4日に始まった。
毎年8月の土曜、3週にわたり開催する同イベントでは、ウオーキングやランニング、サイクリングをする人のためにパーク・アベニューを7時~13時の6時間限定で開放する。期間中は、音楽パフォーマンスから子ども向けのアート教室、フードマーケットまで、さまざまなプログラムを無料で楽しめるほか、ヨガやサルサレッスン、ロッククライミングなどの体験企画も用意する。
今年の注目プログラムは、ロウワーマンハッタンのフォレイ・スクエアに新登場した「ジップライン」。ワイヤロープと滑車を使って長さ約50メートルを一気に滑り降りるもので、マンハッタンの空中散歩を堪能できる。
イベント初日となった同4日は30度を超える猛暑の中、朝から長蛇の列ができる人気ぶり。友人と45分間待ったというマンハッタン在住のシーザー・フローレスさんは「全く怖くなかった。迫力があってすごく楽しかった。もう1回やりたい」と興奮気味に話した。
今後の「サマー・ストリート2012」開催日時は、8月11日・18日の7時~13時。参加費は全プログラム無料。