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NYで「食の映画祭」始まる-日本人ラーメンシェフ「米国デビュー」も

「Food Film Festival」を楽しむ来場客

「Food Film Festival」を楽しむ来場客

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 ニューヨークで毎年行われる「Food Film Festival(フード・フィルム・フェスティバル)」が10月17日、「The New York Distilling Company(ニューヨーク・ディスティリング・カンパニー)」などの会場で始まった。同フェスは映画鑑賞を楽しみながら、映画に出てくる食べ物を実際に堪能するというコンセプトで、毎年多くのファンが来場する。

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 今年で6回目となるこのユニークな映画祭では、有名シェフたちを招き料理をお披露目するほか、映画評論家たちによる表彰も行われる。数あるテーマの中でも今年人気を集めているのが今月19日に行われる「I ● Japan(●はハートマーク)」。ラーメン、すし、居酒屋、たこ焼きなどが題材となった計5本の映画が同日上映される。

 注目は7分30秒のショートフィルム「Ramen Dreams」。ラーメン・ブロガー「シマモトケイゾウ」のラーメンに対する熱い思いを描く。同作で主役を演じる、シマモトさん自ら伝説のラーメンをニューヨークで振る舞い、同イベントで「米国デビュー」を果たす。

 売り上げの一部は食料配給などの慈善事業を行う「Food Bank For New York City(フード・バンク・フォー・ニューヨーク・シティー)」やジャパンソサエティーの「Japan Earthquake Relief Fund(ジャパン・アースクエイク・リリーフ・ファンド」に寄付する。

 「I ● Japan」は大人気のためチケットはすでに完売しているが、そのほかウイスキー、肉屋、デザート、カキなどにまつわる映画の上映もある。

 各プログラムの上映時間や内容、料金などは公式ホームページで確認できる。今月21日まで。

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