ニューヨーク・トライベッカ地区に11月2日、デンマークスタイルのカフェ「Aamanns Copenhagen (アーマンズ・コペンハーゲン)」(13 Laight st.)がオープンする。
通常の「パンに挟む」タイプのサンドイッチとは異なり、デンマークスタイルの「パンの上に具を重ねる」タイプのオープン・フェース・サンドイッチが特徴の同店。
深みのある香り豊かなライ麦パンを使い、その上にビーフタルタルやチキンサラダ、ローストビーフサーロイン、サーモン、ニシン、エビなど、数ある具の中から選んで載せる。季節ごとに旬の食材を取り入れたメニューも提供。ジャガイモを原料とする手作りの酒「Aquavit(アクアビット)」も用意する。
チーフシェフ・オーナーのアダムさんはライ麦パンに強いこだわりを持ち、オーガニック食材を使ったヘルシーなパン作りにこだわる。「サンドイッチに載せる具も、デンマークでの基礎食材となる肉やシーフード、野菜、ハーブなどがアメリカの東北部には豊富にあり、伝統の味を伝えられることがうれしい」と話す。
アダムさんはコペンハーゲンにも店を持っており、今回オープンするNYの新店は2店舗目。パートナーのセンさんと共に、NYでの店舗オープンに向けて2年間じっくりと計画を立ててきた。「デンマークの食文化だけでなく、伝統・音楽・アートなども伝え、今後はこのレストランがデンマークとニューヨークを結ぶいいきっかけになれば」とも。
営業は週7日。ブレック・ファースト、ランチ、ディナーの時間で営業しているが、時間の詳細は未定。