ミートボール専門のレストラン「ザ・ミートボール・ショップ」(84 Stanton Street, New York)が2月9日、ロウアーイーストサイド地区にオープンした。
自家製ひき肉で作る「クラシックビーフ」「チキン」、ペッパーピクルスの辛みが効いた「スパイシー・ポーク」は、天然の香辛料を使用した特製ミートボール。新鮮な鮭のすり身に、パン、赤タマネギ、ネギ、セロリ、パセリを加えた「サーモン」や、レンティル豆、ウォルナッツ、マッシュルームなど、野菜を豊富に使った「ベジタブル」は、健康意識の高いニューヨーカーの間で話題を呼んでいる。
全5種類の自家製ミートボールは、ゴルフボールサイズほどの大きさで、季節の素材を生かした、週替わりメニューも提供予定。同店では、好みのミートボールを選び、ハンバーガー「スライダーズ」(3ドル=約270円)や、4つのミートボールに好みのソース、2品のサイドが選べる「プレート」(12ドル=約1080円)など、4スタイルのメニューを提供している。各メニューは、4種類の自家製ソース「クラシック・トマト」「スパイシー・ミートソース」「マッシュルーム・グレイビー」「パルメジャン・クリーム」との組み合わせが可能。
3人のオーナーが役割を分担して運営する同店。同市やサンフランシスコの一流レストラン経験を積んだシェフ・ダニエル・ホルツマンさんがメニューを手掛け、マイケル・チャーナウさんは、イースト・ヴィレッジのイタリアンレストラン「フランク」での経験を生かし、オペレーションやワイン選びなどを含むドリンクメニューに力を注ぐ。ダニエルさんの妻・ドナさんは、手作りクッキーとアイスクリームで作る「アイスクリーム・サンドイッチ」(4ドル=約360円)を提供する。
営業時間は12時~翌4時。ビールやワインのアルコール類も提供。3月からはデリバリーサービスも始める予定。